
Sufjan Stevens
『Songs For Christmas』
■iTunes
■myspace
■Asthmatic Kitty Records
秋から冬にかけて無数のクリスマスCDがリリースされる中、ウヌニコが購入したのは、スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)の『Songs For Christmas』。iTunesでダウンロードも出来たのだが、どうしても箱で欲しかった。このBOXには、5枚のCDとソングブック、オリジナルステッカーとスフィアン一家のポスターが付いている(詳しくは→Asthmatic Kitty Records)。この手のオマケに心惹かれてしまうのは、小学生の頃のサンリオのプラスチックフィギュアー以来のこと。この歳になっても、オマケには特別なお得感を感じてしまう。
さて、収録曲はAsthmatic Kitty Recordsをご覧頂くとして、内容は、2001年から2006年、毎年1枚ずつ制作していたアルバムがセットになったものである。親しみのあるクリスマスのスタンダードナンバーとスフィアン作の曲がバランス良く、1枚30分程度。バンジョー、マリンバ、アコースティックギター、ホーン、コラール、という人の手の温もりを感じさせる素朴な風合いの小品集は、まるで暖炉を囲んでのホームコンサートのようである。クリスマスの夜は、パーティーではなく、簡単な夕飯をパパッと掻き込んで、夜のミサに家族全員で参列・・・という、カトリックのウヌニコにとっては、華やかなポップス系クリスマスソングよりも賛美歌の方に懐かしさがあり、スフィアンの選曲に「O Come O Come Emmanuel」があるのが、何よりも嬉しい。
オリジナル曲のVTRはこちら→■Put The Lights On The Tree
〈いちおしReview♪2006年12月24日UP〉
関連記事→■Sufjan Stevens『Michigan』
■Sufjan Stevens『Illinoise』
■Sufjan Stevens『The Avalanche』
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Sufjan Stevens
『Greetings From Michigan:
The Great Lakes State』
■iTunes
■myspace
■Say Yes! to Michigan!
※Say Yes! to Michigan!のサイトは閉鎖されてしまったようです。 <(_ _)>
スフィアン・スティーヴンス(Sufjan Stevens)アメリカ50州シリーズ第一弾として2003年にリリースされた『Greetings From Michigan: The Great Lakes State』。第二弾の『Illinoise』で病みつきになり、遅ればせながら最近聴き込んでいる。音の印象は、イリノイ州の方はシカゴがあるせいかモダンで洗練されたムード、一方ミシガン州は、スフィアン曰く「老いぼれのデトロイト」と素朴な自然、アコースティックをベースとした牧歌的な部分が強くエレクトロニカは控えめである。『Illinoise』はiTunesのダウンロードで購入したので邦語の解説は無く、正直なところ難解であった。そこで今回は日本盤を買ってみたが、添えられたリーフレットを見て唸りまくりである。歌詞自体はイメージを並べた散文。簡潔というより言葉が足らず、ゆえに歌詞に聞き手の解釈を補わねばならない。しかし小説家志望のスフィアンは饒舌だった。『Michigan』のためのサイト(Say Yes! to Michigan!)では、地図上の都市名(赤字)をクリックすると、歌では十分に語れなかった一つ一つの物語が画面上に現れる。一曲一曲が短編小説なのだった。『ミシガン』日本盤では、このサイトに紹介されるスフィアンの文章の訳も付いている。ミシガン州の歴史的なこと地理的な違いはもとより、自動車王国の凋落と地域産業の荒廃ぶりへの諷刺眼はユーモラスにして鋭く、「この人、只者ではない」と再認識した。
1 Flint (For the Unemployed and Underpaid)
2 All Good Naysayers, Speak Up! Or Forever Hold Your Peace!
3 For the Widows in Paradise, for the Fatherless in Ypsilanti
4 Say Yes! to M!ch!gan!
5 The Upper Peninsula
6 Tahquamenon Falls
7 Holland
8 Detroit, Lift Up Your Weary Head! (Rebuild! Restore! Reconsider!)
9 Romulus
10 Alanson, Crooked River
11 Sleeping Bear, Sault Saint Marie
12 They Also Mourn Who Do Not Wear Black (For the Homeless in Muskegon)
13 Oh God, Where Are You Now? (In Pickeral Lake? Pigeon? Marquette? ...)
14 Redford (For Yia-Yia & Pappou)
15 Vito's Ordination Song
〈いちおしReview♪2006年12月17日UP〉
関連記事→■Sufjan Stevens『Illinoise』
■Sufjan Stevens『The Avalanche』
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Joan Osborne
『Pretty Little Stranger』
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■wikipedia
■fan central
ジョーン・オズボーン(Joan Osborne)先月発売のアルバム『Pretty Little Stranger』。1995年のアルバム『Relish』で「One Of Us」→■You-Tube 「St.Teresa」などのヒット曲を生みながら、所属レコード会社とのトラブルですぐに次作を出せず、テレビには度々出演する人気者でありながら、丁度同じ頃絶好調だったアラニス・モリセット(Alanis Morissette)にすっかり御株を取られた感があった。ジョーンは運の悪いアーチストである。Fuji Rock でアラニスのステージを観るものの、まったく心動かされなかったウヌニコであるが、ジョーンの野性的で真っ直ぐなボーカルは、どの映像を観ても(アメリカ在住の友人に90年代のジョーン出演の番組は録画してもらった)感動である。つまり理屈抜きで声が好きなのである。『Relish』は「我が心の名盤」として何度も何度も聴いてしまった。10年経った今回のアルバムは、『Relish』の本能的な魅力は影を潜めているが、40代のジョーンの円熟を感じさせる。落ち着きのある、深みのある低音。曲調はややカントリーテイストでイージーリスニングな感じ。しかしカントリーのフェイス・ヒル(Faith Hill)やサラ・エヴァンス(Sara Evans)とはやはり根本的に異なり、コブシが苦手なタイプには、ジョーンの方がずっと聴きやすく親しめるのではないだろうか。個人的には6曲目が好き。7曲目はハワイアンな感じで意表をつく。4曲目にはアリソン・クラウス(Alison Krauss)、8曲目にはヴィンス・ギル(Vince Gill)がバックボーカルとして参加しているが、あまりそれと分からない。ジョーンの声が主役であり、相変わらずジョーンの宗教観の表れたクリスチャンな内容の歌が含まれる。要するに、声が好きか嫌いかで、このアルバムを良いと思えるかどうかは決まるのではないかと思う。
1. Pretty Little Stranger
2. Holy Waters
3. Brokedown Palace
4. What You Are
5. Shake The Devil
6. Time Won't Tell
7. Please Don't Tell Me How The Story Ends
8. Who Divided
9. Til I Get It Right
10. Dead Roses
11. After Jane
12. When The Blue Hour Comes
ミンディ・スミス(Mindy Smith)『Long Island Shore』と一緒に買うとAMAZON(USA)では割引になるらしい。iTunesのカテゴリーに合わせて、
ロックに分類したが、カントリーの方がシックリくるかもしれない。
〈いちおしReview♪2006年12月10日UP〉
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