
Trace Adkins
『Dangerous Man』
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Trace Adkins(トレイス・アドキンス)『危険な男』到着♪
期待通りのご機嫌ナンバーで、1曲目からの勢いで聴いてしまった。ソングライターは各曲まんべんなくバラバラなのだが、アルバムには一貫性がある。もちろん4曲目の「Swing」が始まると、もはや気分はメジャーリーグ。ビール片手に観戦中である。
PVはこちら→■SWING
アドキンスの声は語りが結構カッコイイ。囁きか呟きか、そんな1曲目は、バドンカドンの印象的なギターリフに通ずるミディアムテンポのロックっぽい曲。2曲目も語り入り。アドキンスの良いとこ取りである。ノリの良いカントリーロック、エレギ主体のアレンジ。3曲目は、一転、囁きのメロウなバラッド(?)。マンドリン調のつま弾きと、スティールギターが、カントリーファンにウケそうなアレンジながら、ニール先生(Neil Young)さながらの心地よいメロディライン。そして、鳴きのエレギ、ギザギザのリフ「Swing」。
粋なギターで始まり、そこにドラムが入る、というイントロは好きである。メロディはやや予想通り過ぎるかな(6曲目)。7曲目はアドキンス自らプロデュースという注目曲。カントリーテイストの強いスローテンポな曲。8,9曲目はトム・ペティにも通ずるアメリカン・ロックな2曲。しっとりとした楽曲で、ティム・マグロ(Tim Mcgraw)の去年のヒット曲「My Old Friend」にも何となく似ている10曲目。ついつい聴き進んでしまう展開だ。と、ここで驚き!また「Swing」?と勘違いさせる超そっくりギターで始まるスピード感のある「Ride」(11曲目)。しかし、展開は随分違うようだ。前作2枚では、最後の曲が話題作という、脱カントリーライクな楽曲で締めくくっていたが、今回はバラッドで決着。しかし今回、アドキンスが12曲目で披露するのは、新境地か?これまたマグロライクな高音を張り上げるありがちカントリーポップスである。
そして、ボーナストラック。バドンカドン・キラキラ・ディスコ・バージョンは、はっきり言って異質。アルバムからはみ出す、文字通りの「ボーナス」トラックである。
1. Dangerous Man
2. Ladies Love Country Boys
3. I Came Here To Live
4. Swing
5. Ain’t No Woman Like You
6. Southern Hallelujah
7. I Wanna Feel Something
8. High
9. Fightin’ Words
10. The Stubborn One
11. Ride
12. Words Get In The Way
13. Honky Tonk Badonkadonk (Video Mix)
良くできたアルバムという印象を持った。まず、アドキンスの声が良い。声にあった曲を集めた粒ぞろいの選曲。さすが大手キャピトル、SW陣の力量か?カントリー界の風雲児というイメージながら、2曲目の大合唱はブラペ(Brad Paisley)もどき、10曲目・12曲目はマグロ風・・・カントリーのトレンドを取り入れているあたり、売れる努力、作戦を感じるアルバムだ。
〈いちおしReview♪2006年8月20日UP〉
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