別館 HYPER NIKO

ハイでパーなネコ人形「ニコライ」の同居人「ウヌニコ」が比較的マジメにご紹介する音楽情報など。

dangerous man

  Trace Adkins
   『Dangerous Man



  adkins news  
  ■adkins.com




Trace Adkins(トレイス・アドキンス)『危険な男』到着♪
期待通りのご機嫌ナンバーで、1曲目からの勢いで聴いてしまった。ソングライターは各曲まんべんなくバラバラなのだが、アルバムには一貫性がある。もちろん4曲目の「Swing」が始まると、もはや気分はメジャーリーグ。ビール片手に観戦中である。
PVはこちら→SWING

アドキンスの声は語りが結構カッコイイ。囁きか呟きか、そんな1曲目は、バドンカドンの印象的なギターリフに通ずるミディアムテンポのロックっぽい曲。2曲目も語り入り。アドキンスの良いとこ取りである。ノリの良いカントリーロック、エレギ主体のアレンジ。3曲目は、一転、囁きのメロウなバラッド(?)。マンドリン調のつま弾きと、スティールギターが、カントリーファンにウケそうなアレンジながら、ニール先生(Neil Young)さながらの心地よいメロディライン。そして、鳴きのエレギ、ギザギザのリフ「Swing」。
粋なギターで始まり、そこにドラムが入る、というイントロは好きである。メロディはやや予想通り過ぎるかな(6曲目)。7曲目はアドキンス自らプロデュースという注目曲。カントリーテイストの強いスローテンポな曲。8,9曲目はトム・ペティにも通ずるアメリカン・ロックな2曲。しっとりとした楽曲で、ティム・マグロ(Tim Mcgraw)の去年のヒット曲「My Old Friend」にも何となく似ている10曲目。ついつい聴き進んでしまう展開だ。と、ここで驚き!また「Swing」?と勘違いさせる超そっくりギターで始まるスピード感のある「Ride」(11曲目)。しかし、展開は随分違うようだ。前作2枚では、最後の曲が話題作という、脱カントリーライクな楽曲で締めくくっていたが、今回はバラッドで決着。しかし今回、アドキンスが12曲目で披露するのは、新境地か?これまたマグロライクな高音を張り上げるありがちカントリーポップスである。
そして、ボーナストラック。バドンカドン・キラキラ・ディスコ・バージョンは、はっきり言って異質。アルバムからはみ出す、文字通りの「ボーナス」トラックである。

  1. Dangerous Man
  2. Ladies Love Country Boys
  3. I Came Here To Live
  4. Swing
  5. Ain’t No Woman Like You
  6. Southern Hallelujah
  7. I Wanna Feel Something
  8. High
  9. Fightin’ Words
  10. The Stubborn One
  11. Ride
  12. Words Get In The Way
  13. Honky Tonk Badonkadonk (Video Mix)

良くできたアルバムという印象を持った。まず、アドキンスの声が良い。声にあった曲を集めた粒ぞろいの選曲。さすが大手キャピトル、SW陣の力量か?カントリー界の風雲児というイメージながら、2曲目の大合唱はブラペ(Brad Paisley)もどき、10曲目・12曲目はマグロ風・・・カントリーのトレンドを取り入れているあたり、売れる努力、作戦を感じるアルバムだ。
                  〈いちおしReview♪2006年8月20日UP〉

         ニコライ日記はこちら → HYPER NIKO の「勝手にマイブーム」♪
テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽
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