
Joan Osborne
『Pretty Little Stranger』
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ジョーン・オズボーン(Joan Osborne)先月発売のアルバム『Pretty Little Stranger』。1995年のアルバム『Relish』で「One Of Us」→■You-Tube 「St.Teresa」などのヒット曲を生みながら、所属レコード会社とのトラブルですぐに次作を出せず、テレビには度々出演する人気者でありながら、丁度同じ頃絶好調だったアラニス・モリセット(Alanis Morissette)にすっかり御株を取られた感があった。ジョーンは運の悪いアーチストである。Fuji Rock でアラニスのステージを観るものの、まったく心動かされなかったウヌニコであるが、ジョーンの野性的で真っ直ぐなボーカルは、どの映像を観ても(アメリカ在住の友人に90年代のジョーン出演の番組は録画してもらった)感動である。つまり理屈抜きで声が好きなのである。『Relish』は「我が心の名盤」として何度も何度も聴いてしまった。10年経った今回のアルバムは、『Relish』の本能的な魅力は影を潜めているが、40代のジョーンの円熟を感じさせる。落ち着きのある、深みのある低音。曲調はややカントリーテイストでイージーリスニングな感じ。しかしカントリーのフェイス・ヒル(Faith Hill)やサラ・エヴァンス(Sara Evans)とはやはり根本的に異なり、コブシが苦手なタイプには、ジョーンの方がずっと聴きやすく親しめるのではないだろうか。個人的には6曲目が好き。7曲目はハワイアンな感じで意表をつく。4曲目にはアリソン・クラウス(Alison Krauss)、8曲目にはヴィンス・ギル(Vince Gill)がバックボーカルとして参加しているが、あまりそれと分からない。ジョーンの声が主役であり、相変わらずジョーンの宗教観の表れたクリスチャンな内容の歌が含まれる。要するに、声が好きか嫌いかで、このアルバムを良いと思えるかどうかは決まるのではないかと思う。
1. Pretty Little Stranger
2. Holy Waters
3. Brokedown Palace
4. What You Are
5. Shake The Devil
6. Time Won't Tell
7. Please Don't Tell Me How The Story Ends
8. Who Divided
9. Til I Get It Right
10. Dead Roses
11. After Jane
12. When The Blue Hour Comes
ミンディ・スミス(Mindy Smith)『Long Island Shore』と一緒に買うとAMAZON(USA)では割引になるらしい。iTunesのカテゴリーに合わせて、
ロックに分類したが、カントリーの方がシックリくるかもしれない。
〈いちおしReview♪2006年12月10日UP〉
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