
The Shins
『Wincing the Night Away』
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1月23日リリースのシンズ(The Shins)の新譜が気になっている。2001年に1st.アルバムを出して7年、シンズはシアトルのインディレーベル Sub Pop Records の筆頭アーチストに成長した。同レーベルはニルヴァーナ(Nirvana)のお膝元ということもあり、グランジのイメージが強かったらしいが、ここのところ、このシンズにしても、なかなか売れないがウヌニコが注目しているローグウェーブ(Rogue Wave)にしても、グランジの汚らしく痛ましい感じ(偏見)は無く、もっとポップで爽やかでさえある。
特にシンズの2枚目『Oh, Inverted World』は良かった。メロディラインに60年代後半っぽい懐かしさと21世紀の
不思議感との絶妙な配合があり、聴き易い気持ちの良い
アルバムだった。アコースティック演奏ではない曲でも、
アコースティックなムードを醸し出しているところが、
バーズ(Byrds)やバッファロー・スプリングフィールド
(Buffalo Springfield) 好きのウヌニコには見事にフィット
した。
今回ご紹介する3枚目のアルバム『Wincing the Night Away』は、ビルボード初登場2位という快挙を成し遂げたらしく、HMV(JP) に次なるレビューが載っていた。
■HMV、オルタナティヴニュース
2作目よりももっとエレクトロニカ寄りの不思議感が増したような気がするが、「キンクス(The Kinks)を彷彿させる」と評されれば、なるほど。ウヌニコの音楽の趣味は意外にも単純なのだな、というわけである。
今回のアルバムは、危うくトム・ヨーク(Thom Yorke)的な鬱病サウンドになりそうなところ、そこはアメリカ人、上手くベック(Beck) 寄りに持って行った、という感じだろうか。こういうところがHMVの言う「時代感覚」なのかもしれない。トム・ヨークのような意外性のあるコードに唐突なメロディを故意に嵌めるサウンドは、時として聴き手に居心地の悪さを強いる場合があるが、シンズの音楽は実に自然で心地よく、それでいて新しさも感じさせる。
1. Sleeping Lessons
2. Australia
3. Pam Berry
4. Phantom Limb
5. Sea Legs
6. Red Rabbits
7. Turn On Me
8. Black Wave
9. Spilt Needles
10. Girl Sailor
11. A Comet Appears
〈いちおしReview♪2007年2月11日UP〉
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